v0.2.70 リリースノート¶
タグ v0.2.70 では、ファイルパス指定の柔軟性を高めつつ、エクスポート時の標準出力の扱いを見直しました。
ハイライト¶
- ファイルパスの str サポートを拡充: エンジンの入出力や per-sheet/per-area 出力先に
strを直接渡せるよう型定義と正規化を追加し、processでも PDF/画像生成を含めPathへ統一して処理します。【F:src/exstruct/engine.py†L96-L240】【F:src/exstruct/engine.py†L592-L643】【F:src/exstruct/core/integrate.py†L290-L375】【F:tests/test_engine.py†L164-L243】 - 副次出力のみの export 実行時に標準出力へ書き出さない挙動に変更:
output_pathを渡さずsheets_dir/print_areas_dir/auto_page_breaks_dirだけを設定した場合、これらの副次出力に専念し、標準出力へは書き込まなくなりました。【F:src/exstruct/engine.py†L500-L571】
互換性と移行¶
- 既存の
Path指定はそのまま利用できます。strを渡す場合でも内部でPathに正規化されるため、CLI/アプリケーション双方で同じ挙動になります。【F:src/exstruct/engine.py†L96-L240】【F:src/exstruct/engine.py†L592-L643】【F:src/exstruct/core/integrate.py†L290-L375】 - 副次出力のみを得たい場合は
output_path=Noneのままで問題ありません。標準出力にも流したい場合はこれまで通りoutput_pathかstreamを明示してください。【F:src/exstruct/engine.py†L500-L571】